プロフィール

飯盛裕美子(いいもり・ゆみこ)1989年6月7日生まれ(平成元年)広島県出身。
創形美術専門学校卒業後、アニメーション制作会社、雀荘店員、グラフィックデザイン事務所、建築会社等を経て、現在は赤坂麻雀ラウンジぷろすにホールスタッフ兼WEB・Twitter担当、その他事務作業等を行っています。
ぷろすにて従業員を務める傍ら、個人でもグラフィックデザインの仕事を請け負う。
2022年9月日本プロ麻雀連盟38期生としてプロデビュー。現在の所属リーグはE1リーグ。(2023年4月時点)

麻雀プロとしての“志”

私にとって“麻雀”はいつの間にか、かけがえのないものになっていた
麻雀を覚えてから10年余りが経ち、周りを見渡すと麻雀で知り合った友人や知人、仕事相手まで、麻雀に囲まれた生活を送っています。そんな中で、結婚や離婚といった人生の大きな節目も経験しました。麻雀が私の人生を形作ってきたことは否めません。私が今、こうして生きていくことができたのも、麻雀に出会ったからだと思うと、麻雀界に対する感謝の気持ちが日々強まっています。そんなわけで、私は麻雀プロ活動において以下の3つのことを柱にしていきたいと考えています。

①“私だからできること”で麻雀界に貢献する
私はデザインや美術の知識と経験を持ちながら、これまで数多くの麻雀ファンと出会ってきました。私の目標は、すべての麻雀ファンに喜びと楽しみを提供することです。そのために、デザインや麻雀の知識を駆使し、麻雀にまだ触れたことのない人々から既に麻雀を愛するファンまで、多くの人々に麻雀を楽しむきっかけを提供したいと考えています。

②麻雀に関わることで社会貢献を行い、麻雀のイメージをより良くし、ひいては麻雀の普及に務める
私は将棋のテレビ放送を見た際に、「麻雀もこんな風にもっと愛されて注目されたい」と思ったことがありました。将棋には強いスポンサーがついており、教室なども盛んで日本中の老若男女に愛されています。近年麻雀は認知症予防に効果があるとして、論文が発表され、健康効果が注目されています。

公益財団法人日本生産性本部による『レジャー白書 2021 余暇の現状と産業・市場の動向』が2022年10月31日に発売された。同白書は、国民のレジャー活動を需給両面から総合的に分析する唯一の出版物として1977年に創刊され、本書で通算46号目となる。

2021年の麻雀参加人口は450万人となり、2020年の400万人から50万人増加。市場規模(麻雀ゲーム料)は350億円(前年比9.4%増)となった。

麻雀ウォッチ https://mj-news.net/news/20230216198392

Mリーグや麻雀アプリの影響もあり、麻雀プレイヤーの数は増えています。しかし、まだまだ麻雀はやれるのでは?と感じます。例えば、女子大生が講義が終わって友達と「飲みにいく?カラオケ行く?麻雀する?」という風に、自然と遊びの選択肢に入るような、そんな世界を私は夢見ています。麻雀のイメージをより良くして、コミュニケーションツールとしての有用性や、頭脳ゲームとしての面白さを広めたいと思っています。

そのために、私はまず社会貢献を考えています。今後の社会を支えていく子供や若者、またその親世代の方々に対して、何か支援ができるような活動を行いたいと考えています。
そして、どんな事業でも最初にお金やリソースを出すのは企業だと考えています。企業に勤める方々は、麻雀が面白いことはもちろん知っていますが、麻雀には色々なイメージがあるため、なかなか業界が活性化しないのかもしれません。(推測ですみません)そこで、麻雀の認知を広めることや、麻雀のイメージをより良くすることに取り組むことで社会貢献を考えています。具体的な取り組みについては、このサイトのブログで発信していきます。

③古久根流の麻雀を探求し精進し続けることで、流行や既存の概念に捉われない麻雀の魅力を広める
私はここ数年間、フリー麻雀よりもセット麻雀をして「麻雀の勉強」に時間を費やしてきました。その中で、私は「古久根英孝プロ」の麻雀理論である「古久根流」に魅了され、研鑽を続けてきました。麻雀ファンの皆さんには余り馴染みがないかと思いますが、この理論は一般的な定石とは異なり、独特の戦略があります。
ごく簡単に説明すると、古久根流は門前をベースとした和了に特化した麻雀で、牌効率よりも古久根流の理論が重視される場面が多々あります。私はこの麻雀理論の魅力に取り憑かれ、練習を続けています。現代麻雀も魅力的ですが、私は多様性を重視したい性格のため、このマイノリティな麻雀スタイルで結果を残せるプロになることを目指しています。私は、想像もつかない最終系を体現する古久根流を、私自身が結果を出すことで広めていきたいと考えています。

といった感じで、小難しいことをツラツラと書いていますが、実際にはワクワクするような新しい試みにチャレンジしていきたい!という気持ちが本音です。
まだ1年目のド新人の飯盛ですが、どうぞよろしくお願いいたします。(2023.4.7)